2007年08月06日

スポーツの興行について考えてみる

たとえば、松本山雅FCが次の試合から有料試合にすると発表したとして、いくらまでなら払うだろうか?

「オレはクラブを心から愛しているからいくらでも払ってやるぜ」っていう見上げた精神も大切だが、そうは言っても限られた収入の中で、それぞれの立場での尺度というものがあるだろう。


このナガブロというポータルサイトの中でも幾人かの人が熱く応援している「信濃グランセローズ」・・・チケット代は1000円(大人)で、1試合平均2000人近く観客を動員しているようだ。(やっぱ長野県は野球人気は根強いものがあるんですねぇ)
要するに、グランセローズの試合には1000円払っても観る価値があると感じている人が常に2000人いるということだ。

なかなか凄い数字だと思う。
イヤラシイ言い方をすると収支も気になるんだけどね。
応援している方のブログを拝見すると、選手たちの一生懸命なプレーや、様々な取り組みに魅了されている人も多いようだ。

ハッキリ言ってBCリーグには全然興味なかったのだが、とりあえず1試合観てみたいと思ったりしている自分がいる。


やはりお金を取ってスポーツを見せるというは大変なことなのだと思うが、グランセローズはチームとしておそらくそのことをよく理解しているのだと思う。
レベルの高低はあるにせよ、ひたむきで本気のプレーや、主催者の演出が観客を惹きつけるのだ。


翻って昨日テレビで観たK-1はもう完全な落ち目ではないだろうか?
視聴者を含めた観客が、何を観たいと思っているのかまったく理解していない。
武蔵の苦悶の表情はひとつの売りには出来るかもしれないが、準決勝の中国選手の試合放棄という発表は妙な政治力が働いていた気がして仕方がない。
実力のない日本人選手が決勝に上がって勝ち抜くことなんて、おそらくほとんどの日本人は期待していないだろうに、やたらとそのことを強調したがる局の姿勢は本当に気持ち悪さを感じる。
まだ完全なストーリーが出来上がっているプロレスでも見ていたほうがよっぽど精神衛生上いいだろう。


スポーツという興行。
観客の観る目が肥えてきた今、主催者や選手たちの資質が大きく問われている時期だと感じた。


同じカテゴリー(日記・雑感)の記事画像
「刑務所なう。」読了
ワインでも嗜もう
山雅サポ対抗頭脳戦
あけましておめでとうございます♪
手帳の季節
夏の使者
同じカテゴリー(日記・雑感)の記事
 「刑務所なう。」読了 (2012-03-23 19:00)
 ワインでも嗜もう (2012-03-22 19:00)
 山雅サポ対抗頭脳戦 (2012-03-12 21:00)
 ブラック的体重減少考察 (2012-03-09 19:00)
 【WARNING】退化進行中! (2012-01-27 18:30)
 さいくりんぐやふー (2012-01-17 22:30)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。