世間知らずなオレ日記

松本山雅有史以来初めてなのではないだろうか？

吉澤監督　解任のお知らせ

今まで当たり前だと思っていた日常が、突然別の日常になる。
こんなことが、僕の地元にあるとても身近なクラブで起こり得るようになったことに戸惑う。


毎年のように序盤に躓き、低空飛行を続ける松本山雅。
いつもやきもきしながら、すごく消耗しながら、思い切り振りまわされながら
それでも松本山雅の正体不明の魅力に取りつかれて、僕はアルウィンに通いアウェーを遠征した。
その中心に常にいたのが吉澤英生監督だった。

仲間との会話で愚痴のように監督の適性を疑問視することはあっても、声をあげてスタジアムで監督の批判をすることはできなかった。
ブログやツイッターなどの媒体でもそういう発言には躊躇した。
きっとそういうサポは多かったと思う。
不器用で実直な人柄がここまでにじみ出ている人間もそうはお目にかかれないだろう。
周囲のシビアな視線を弱めてしまうという意味では、吉澤監督はプロの監督には向かないのかもしれない。
加藤新監督のほうがよっぽどプロ監督向きかもしれない。


吉澤さんの今後にはしっかり注目していきたい。
どこかで対戦する舞台が整えられたとき、活き活きと指揮を執る彼の姿が見られたら最高だ。
その時は心のこもったブーイングではなく、心からの拍手を送ろう。