世間知らずなオレ日記

北信越フットボールリーグ開幕戦。
松本山雅ＦＣ　０－０　サウルコス福井

「いい勉強をさせてもらった」
「冷水を浴びせられた」
「激しい平手打ちを喰らった」

どんな言葉が今日の試合をうまく形容できるのだろうか？
おそらく選手と、今日スタジアムに足を運んだほとんどの人が負けはもちろん、引き分けもないと心のどこかで思っていただろう。
当然自分もそうだった。
でも、それが結局「慢心」だったのだろうと思う。

まだチームとしての完成度は見えず、去年限界を感じた攻撃のオプションについてもあまり可能性を感じることが出来ない試合だった。膠着した状況をなかなか打開できない中で、途中出場した石川と今井の動きだけが印象に残った開幕戦だった。

リーグはまだ1節を終えたばかり。
この試合がいい意味でターニングポイントだったと思えるようなチームに早く変貌して欲しいと思う。



今日の試合には初見の友人を2人招待した。
今日の印象を聞いてみると、「良かった」とのこと。
何が良かったのか聞いてみると、「応援のスタイルや抽選会などの企画」が良かったらしい。
試合についても「ハラハラする展開もあって面白かった。でもゴールシーンが見れたらもっと良かった。」そうだ。
オレがいくら去年の悔しい経験や、今年のクラブの意気込みや、Ｊリーグへの道のりを解説したところで、初めて試合を見る人に対してそれほど訴求力があるものではない。というか、あまり意味がない。
今日の試合や運営に直感として何を感じるかが重要で、そういう意味では良かったといえる試合と運営だったと思う。
「また来て見たい」と言ってくれた友人を今後も何度か招待するつもりだが、やっぱり勝った試合の高揚感を味わって欲しいと思う。